ンボテ(現地リンガラ語で「こんにちは」!)
先週末は、ムスメたちのお友達の誕生会へ招待してもらい、キンシャサに来てはじめて、お誕生日パーティーへ参加したよ\(^o^)/
お家の庭に、どどーん!!

自宅の庭にこんなに大きなエア遊具を設置できちゃうなんて、すごいよね。
ブルキナファソのお金持ちの家でも、お誕生会のときにはエア遊具をレンタルしていたけど、こんなキャラクターものはなかったし、何より大きさとクオリティーがまったく違う。
そういえば、ブルキナファソでコンゴ民への赴任が決まったときから、いろんな人から言われていた。
コンゴレーズ(コンゴ民の人たち)は、パーティーが大好きだよ
どうやら、本当にその通りらしく、イベント会社もたくさんあって、幼稚園のとなりにはブルキナでは見ることのなかったパーティーショップがある。

さらに、ムスメたちが通う幼稚園にはイベント会場も併設されていて、毎週末パーティーやらイベントがあるようで、月曜日にはパーティーがあった様子をよく見る。
この日はピエロまで登場して、いろんなゲームをやって、子どもたちをたのしませてくれた。

いすとりゲームをやったり、まん中にボールを置いて、チームに分かれてボールを取りあったり……

子どもたちはみんな本気でやっていたけど、ピエロによってすべてのゲームは主役の子が勝てるようにうまいこと仕組まれていた。
5歳の男の子までが空気を読んで、3歳のバースデーガールにゲームで勝たせてあげている様子にはおどいたわ!

コンゴ民の人たち、めちゃくちゃ空気を読むのかもしれない
時間を読むのがむずかしいアフリカのパーティー
この日のお誕生会、招待状に書かれていた時間は12:00〜18:00。

ベナンでも、ブルキナファソでも、開始時間と同時にいって、パーティーがはじまっていたことは、ほぼない。
お誕生会でケーキが出てくるのは、だいたいパーティーの終盤。
この日は、2時間遅れの14:00ごろをめがけていこうと、家でみんなでお昼ごはんを食べてからパーティーへ。
2時間遅れで着いたときには、子どもたちもある程度そろっていて、ちょうどあそびはじめているところだった。

いい感じ!2時間遅れでちょうどよかった!
子どもたちのテーブルにはお菓子が出されていて、大人たちはみんな飲みながら、おしゃべりをたのしんでいる。
子どもたちがあそんでいると、何やらテーブルの横で忙しそうに動きまわるお兄さんたちが。
そして——
ムスメ1号と2号がピエロたちとあそんでいる間に、ホストのパパがみんなにこう呼びかける。
おまたせしました。
食事の用意ができました。
ホストのパパの視線の先に目をやると、豪華な食事がズラリと並んでいるではないか。

コンゴ名物のコサコサ(ザリガニ)まである。

お昼をすませてきて、かたまるてんやわんやパパとワタシ。

食べないわけにはいかないっしょ
うん、わかってる。
アフリカに住んで9年にもなるから、おもてなしの料理を食べないことが失礼になるのは、よーーーくわかってる。
でも、1時間前にお昼ごはん……よりによって、フライドチキンとポテトにケチャップマカロニみたいなハイカロリーランチをお腹いっぱい食べたばっかりなのだよ。
お昼ごはんにフライドチキンとポテト、ケチャップマカロニを食べた直後のワタシの目の前にあるお皿。

揚げたバナナに揚げたチキン、揚げた魚にフライドポテト。
揚げ物パラダイスでございまぁ〜す♡
うぇぇぇーい、もうどうにでもなれぇぇぇいっ!!
なかば自暴自棄になりながら、揚げ物ランチの直後に揚げ物を重ねるワタシ。

30代後半のワタシの胃よ、まだもたれるな!アフリカでキミがやるべきことは、まだまだたくさんあるんだよ。ここで、もたれている場合ではないっ
と、自分の胃に喝を入れつつ、参加者とコンゴ料理の話をしながら、笑顔でいただく♡
揚げ物をほおばりながら、「そういえば、ブルキナファソのお誕生会でも15時ごろに現地食と揚げ物の油と炭水化物パラダイスの食事が出されて、お腹いっぱいで苦しかったことがあったなぁ」と思い出した。
あのときは、しれっとごはんを取らずにいたら、気を利かせたホストのママがてんこ盛りのお皿をワタシのためによそって持ってきてくれたなぁ。(白目)
外国人×女性っていうので、よくも悪くも目立つし、みんなが気をつかって、最初の方にモリモリのごはんを出されがち/(^o^)\
こうして、改めて学んだアフリカでのパーティーの心得2ケ条。
①開始時間と同時にいくべからず
②パーティー前にごはんをすませていくべからず
次こそは、空腹でパーティーに挑むことを誓ったてんやわんやママ。
結局、1号と2号が遊びつかれちゃったから、メインのケーキが出る前に帰ってきちゃったお誕生会。
それでも、たのしいお誕生日パーティーだったね!

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