てんやわんやママについて

てんやわんやママ

に いびょーご(現地モレ語で「こんにちは」)!

アフリカ在住9年目、ベナン→ブルキナファソ→コンゴ民主共和国でアフリカ育児をがんばるてんやわんやママです。

新しくこのブログをはじめたので、これまでのアフリカ生活を振り返りながら、自己紹介をさせてください。

てんやわんやママのこれまで

はじめてのアフリカはザンビア🇿🇲

大学を卒業して、通信会社に就職。

人事部でキャリア採用を担当するも「アフリカへ行きたい」という思いが我慢できずに、退職して、JICA青年海外協力隊としてアフリカのザンビアへ(今はJICA海外協力隊っていうのね)。

はじめてアフリカの大地を踏んだのは、2010年。

配属先の学校のすぐウラにあった岩山

首都からバスで7時間、日本人はワタシ以外に誰もいないちっぽけな町。配属先の学校には電気も水道もなくて、みんなで茶色い井戸水を飲んで、ここでワタシのお腹がだいぶ鍛えられた。

学校に通いたい子どもたちに教育の機会を!!!

と意気込んでいたけれど、理想と現実は全然ちがくて、

  • 公用語の英語が全く通じず、現地語しか通じないベンバ族の子どもたち
  • 「お父さんが死んだ」とウソをついて学校を休む生徒
  • 時間通りに来ないし、ズル休みもする先生たち
  • 雨の日には、生徒も先生も来ない学校
  • ウィッチドクターの呪術に怯える日々
  • おもてなし料理として出てくる羽アリやバッタ、イモムシ

などなど、

とんでもないカルチャーショックを受けたり、ザンビア人の同僚とケンカしたり、思い描いていた理想と現実とのギャップに苦しんだ2年間だった。

と同時に、ザンビア人の強さとたくましさを知り、彼らの温かさや笑顔に救われた2年間だった。

協力隊として現地に入った生活を通して、アフリカ生活に必要なゆるさ柔軟性が身についたような気がする。

それが、今も続くアフリカ生活の根幹となっていると思う。

学校の生徒と先生たち

日系航空会社で客室乗務員に

協力隊の任期を終え、日本へ帰国してから、既卒採用で客室乗務員に。

ザンビアの片田舎で虫を食べたり、裸足でサッカーをして走り回っていた生活から一変。

国内線や国際線に乗務して、クルーもお客さんもいろんな人と出会って、いろんなところに行かせてもらった。

自分には不釣り合いなほど華やかな世界で、たくさんの経験をさせてもらった。

インドのデリー班に所属されたのとアフリカ経験は、きっと関係ないよね

ベナンで新婚生活がはじまる🇧🇯

海外転勤族のてんやわんやパパと結婚。

仕事を辞めて、2015年からベナン共和国で新婚生活がはじまる。

はじめての駐在妻としての生活に、自分の価値や存在意義を見出せなくて、しょっちゅう落ち込んでいた。

ベナンの公用語であるフランス語がわからなすぎて、水すら買えなかった。そんな自分に、さらに存在意義を見失っていた時期。

スーパーに行きたかったのに、なぜか港まで連れていかれたこともあったな(涙目)。

数字もわからなくて、市場のおばちゃんと携帯の電卓画面を叩きあって値段交渉しながら、どうにか買い物をしていた。

アフリカ育児がはじまる

2016年にムスメ1号が誕生。

ムスメ1号が生後3カ月のとき、ベナンでアフリカ育児がはじまる。

ベナンの首都コトヌーのビーチ

はじめての育児、24時間超えの飛行機移動、ベナンでの離乳食作り、それもアフリカということで、とにかく毎日必死だった。

ヒトクイバエにやられて、生後10カ月のムスメの手首から生きたハエの幼虫が出てきたこともあった。

ブルキナファソへ🇧🇫

2017年、てんやわんやパパの転勤が決まり、当時1歳だったムスメ1号を連れてブルキナファソへ。

首都ワガドゥーグーの中心地

赴任当初からトラブル続きで、エチオピア航空の飛行機が遅れてアディスアベバで予定外の一泊をすることに。オムツが足りなくなるんじゃないかと、ヒヤヒヤした。

着いてすぐは、家も車もなくて、1歳児とずっとホテルの部屋で過ごしていた。

40℃を超える炎天下の中、道に迷って、ムスメ1号を背負ったまま、2時間歩き回ったこともあった。

やっと決まった家は、雨漏りがばっかりで、ヤモリも虫も土ボコリもわんさか。

そんな中、ムスメ2号が誕生して、4人家族に。

ブルキナファソに来たばかりのムスメ2号(生後4カ月)

  • 日本人が少ない
  • 停電・断水が頻発する不安定な生活インフラ
  • 公園や屋内キッズスペースなど、子どもがあそべる場所がない
  • 育児の悩みを相談できる人がいない

そんな理由で、育児ノイローゼになったこともあった。

ブルキナファソの治安悪化と新型コロナウイルスの影響で、日本人の駐在妻がワタシひとりになったこともあった。

それでも育児と家事にとっても協力的なてんやわんやパパ、アフリカでたくましく成長しているムスメたちのおかげで、どうにかやってこれた4年間だった。

アフリカ在住9年目のアフリカ駐在妻

はいっ、ここまでがこれまでのワタシ。

その当時は毎日いっぱいいっぱいだったけど、アフリカでの生活が、あっという間に9年目を迎えた。

アフリカ駐在妻としては、6年目。

この写真で着ている服は、カメルーン人の友達が作ってくれた「カバ ンゴンド」というカメルーンの伝統衣装。

日本のファッションの流行にはすっかりついていけなくなって、毎日着る服はアフリカ布で作ったものばかり。

アフリカ生活に適応するために、日本人としての感覚もどんどん削ぎ落としてきた。

それでも、

育児のこと、子どもの教育のこと、病気のこと、自分のキャリアのこと、いつまで経っても上達しないフランス語、どんどんヘタになっていく日本語と英語のことetc.

まだまだ悩んでばっかりのスーパーウルトラミラクルネガティブなワタシ。

ということで、てんやわんやママを一言でまとめると、

母親として

駐在妻として

アフリカに暮らして

絶賛悩み中のこじらせババアです\(^o^)/

よろしくお願いしやァァーッス!!!

ベナン🇧🇯、ブルキナファソ🇧🇫と続いて、これからはじまるコンゴ民主共和国🇨🇩での、てんやわんやのアフリカ育児の日常を、このブログで惜しみなくさらけ出していこうと思います\(^o^)/

ワタシのことだから、きっとコンゴ民でも落ち込んでばっかりだと思うので、そんなときは励ましてやってください

とにかく人が大好きなので、このブログにたどり着いてくれた皆さんとのつながりを大切にできたらいいなと勝手に思ってます。

改めまして、アフリカ大陸から、どうぞよろしくお願いします。

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